心臓・血液・筋肉
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こんにちは。
CARE HOUSEです。
今回は心臓・血液・筋肉に関係するお話です。
心臓が体全体に血液を届ける為にどれくらい送られているかご存知でしょうか?
一般的な成人の心臓が一回で送り出す量(拍出量)は約70mL、また心臓は1分間で約70回拍動しますので
70mL×70回=約5Lの血液を1分間に体に送り出しているとされています。
この拍出量は心臓から送られた血液が体全体を巡ってから、心臓に還ってくる量によって決定されます。(これをスターリングの法則と言います)
これは心臓に流入した血液が心臓の部屋を血液満たし、それに伴って伸ばされた心筋の具合によって決定されるものです。
スポーツなどで常に筋肉を使い血液を循環させ続けている人は筋肉のポンプ作用によって血液を心臓に還してあげる量が増大しますので、次に全身に血液を送り出す血液量も増える状態になります。
この状態が繰り返されると心筋が大きくなり一回の拍動で送り出せる血液量が多くなり、心拍数が少なくなります。(いわゆるスポーツ心臓)
逆に運動習慣がなく筋肉を動かさない人や、痛みやケガで長期間体が動かせない状態にある人は筋ポンプが働かず心臓にかえる血液量が少なくなります。そうすると体は全身に血液を送り出す量を確保する為に心拍数を増やして全身に血液を送り出す量を確保します。
その結果、「頻脈」・「息切れ」・「易疲労」・「貧血」などの症状が出やすくなりますので注意が必要です。
痛みの緩和や傷ついた組織の回復に必要な【血液】
血液の拍出量とそれを決定している【心臓】
送り出された血液を再度心臓に還す【筋肉】
私たちはこれらの働きを考慮し、その働きを活かして施術することによって、安定して血液が循環し続けるられる体の環境づくりをお手伝いします。
この他にも色々な視点からお身体の状態に合わせての施術やアドバイスも行っておりますので、お困りの症状がある方はご相談ください。
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